真正相続人の有する相続回復請求権の消滅時効が完成する前であっても、相続開始後に相続財産である不動産の占有を継続するなどした表見相続人による取得時効が認められた事例(最高裁R6.3.19判決)
弁護士
本橋 光一郎
保佐保全事件で財産管理者が家庭裁判所に提出した報告書の謄写が認められるか(最高裁第一小法廷 令和4年6月20日決定)
弁護士
本橋 美智子
遺言により相続分がないものと指定された相続人は、遺留分侵害額請求権を行使したとしても、特別寄与料を負担しないとされた事例(最高裁令和5年10月26日決定)
弁護士
下田 俊夫
亡児の遺骨を改葬した父に対して母が祭祀主宰者の指定及び分骨を求めた事案において、父を祭祀主宰者とし、管理者たる父による改葬を許容し、分骨を認めるべき特別の事情はないとした事例【大阪高等裁判所平成30年1月30日決定】
弁護士
前田光貴
被相続人の生前に払い戻された預貯金の一部について、被相続人が認めていた範囲を逸脱した過剰な取得であるとして、損害賠償請求が認められた事例 (東京地裁令和2年3月9日判決)
弁護士
本橋 光一郎
複数の包括遺贈のうちの1つが効力を有しなかった場合におけるその包括受遺者が受けるべきであったものの帰すう(最高裁第二小法廷令和5年5月19日判決)
弁護士
本橋 美智子
公正証書遺言と自書証書遺言が同じ日の午前と午後とに相次いで作成されたケースで、後の自筆証書遺言は真正に作成された有効なものであり、これにより先の公正証書遺言は撤回されたものと判断された事例【神戸地判令1.10.24】
弁護士
下田 俊夫
被相続人のいとこである申立人2名が特別縁故者に該当することが認められた事例【東京家庭裁判所令和2年6月26日審判】
弁護士
前田光貴
遺留分減殺請求権が行使されたとしても、遺言執行者は、貯金債権の全額の解約・払戻しを請求できるとされた事例 (高松高裁令和3年6月4日判決)
弁護士
本橋 光一郎
遺言の有効確認訴訟が信義則に反するとはいえないとされた事例(最高裁令和3年4月16日判決)
弁護士
本橋 美智子